婚活サイトを徹底比較
近年、新聞やテレビ、インターネットなどで「婚活」という言葉を聞く機会が多くなってきました。婚活とは皆さんご存じの通り、『結婚活動』を短縮した言葉です。結婚相手を探す活動のことですね。
かつて日本では、「お見合い」での結婚が多数を占めていました。そのお見合いに変わるのが「婚活サイト」なのです。
インターネットを利用した婚活が今では主流になりました。インターネットでの婚活と言っても内容は様々で、膨大な数の会員の中から自分に合いそうな人を毎月何人か紹介してくれる「データマッチング型」、自分で相手を検索し、メールなどのやりとりをして出会いにつなげる「インターネット型」、そしてイベントやパーティなどを企画して出会いの場を提供する「パーティ型」があります。
データマッチング型の婚活サイトは全国に十数万人規模の会員がいて、その中から自分にマッチした相手を紹介してくれるサービスを展開しています。ツヴァイやサンマリエ、オーネットなどが代表的です。主にカウンセラーなどがいて、入会から成婚までサポートしてくれるのが特徴です。本気で結婚を考えている方にはおすすめのサイトといえます
年齢や職業、学歴、年収、地域、趣味や喫煙の有無など、細かな希望データを登録し、自分の希望に近い会員を毎日紹介してくれます。実際に会う際のセッティングなどもサイト側が行いますので、忙しい方や自分から積極的にアプローチできない方におすすめです。
データマッチング型のサイトの多くでは、「結婚テスト」と呼ばれるテストを受けることができます。設問に答えることで恋愛や結婚に対する自分の価値観や性格、理想のタイプなどを客観的に知ることができます。
テストは無料です。テスト結果は郵送で送られますが、家族などにわからないように送られますので安心です。また、しつこい勧誘などもありません。婚活を始める際には、自分の性格や傾向を知るためにも、最低1つは結婚テストを受けることをおすすめします。
会員登録をしてから自分のプロフィールや理想とする相手の条件などを入力して検索し、メールをやりとりして交際を申し込むサービスです。代表的なサイトとしてブライダルネットやYAHOO!縁結びがあります。
自分で相手を検索し、メールを送る必要があります。サイトによっては1ヶ月に送れるメールの数などが決められている場合もあります。実際に会う場合のセッティングなども自分で行わなければなりませんが、自分で積極的にアプローチできる方にはおすすめです。
入会金は無料〜1万円ほど、月額料金は数千円のサイトが多く、データマッチング型と比べて費用が安いことがメリットです。
個人運営の仲人業が多く、事業者数では全体の87パーセントを占めます。会員数は全国に10万人ほどです。
入会金や月額費などはマッチング型とそれほど変わりませんが、ほとんどの業者で10万円前後の成婚費がかかります。パーティ型のサイトを兼ねている場合も多く、会員向けの大規模パーティや小規模のお見合いまで、様々なイベントもおこなっています。
婚活中の男女を集めたお見合いパーティを開催するサイトです。パーティという、直に相手と話すことができる場で複数の異性と知り合うことができます。順番に話す機会が与えられたり、場を盛り上げるためのイベントがあったりと、話すのが苦手な方でも参加しやすくなっています。
多くの方と実際に話をして相性などを確かめたい方にむいています。最近ではマッチング型や結婚相談所型のサイトのほとんどが独自にお見合いパーティなどを開いているため、パーティ型のサイトに登録する必要は減ってきているかもしれません。