婚活サイトを徹底比較
婚活サイトの成婚率はどのくらいなのでしょうか?婚活サイト会員の一年以内の成婚率は7%〜16%ほどです。一見すると少なく見えるかもしれませんが、結婚したいと考えている一般の人の一年以内の成婚率は2%〜5%という試算があります。
婚活サイトに登録して結婚相手を探すことで、結婚する確率は3倍ほどに上がるわけです。婚活サイトは上手に利用すれば、「結婚」へとつながる道を探してくれるのです。
一般的に、婚活サイト業界というものは、あまりいいイメージで見られていないというのが現状です。経済産業省の「少子化時代の結婚関連産業のあり方に関する研究会」の報告書によると、「サービスの信頼度は高い」と答えたのが、サイト会員は61.8%に対し、一般モニターは35.4%、「入会前の必要情報は十分説明される」の項目ではサイト会員79.9%に対し、一般モニターは42.9%という結果が出ています。
つまり、サイト非会員は婚活サイトに対しポジティブなイメージを持っていないということになります。実際に会員になってみるとサービスの信頼度や個人情報の保護、入会前の説明などは概ね満足しているようです。
では、なぜ婚活サイト業界のイメージが高くないかというと、中には悪質と思われる業者がいるからです。被害に遭うのは主に男性なのですが、国民生活センターには様々な苦情が寄せられます。
具体的な苦情を紹介します。
苦情が多かったことを受け、2002年に経済産業省が規制に乗り出し、現在では解約や返金の基本が決められています。「前払いで2年分」といった長い料金設定自体に問題があったわけで、今後は成功報酬制または月会費制に移行していくと思われます。
また、会員の男女比のバランスが悪く、マッチングが難しい場合は、入った後でなかなか異性が紹介されません。そうなるとあとで「だまされた感」が強くなってしまいます。とくに条件の良い男性を抱えていて、女性をターゲットにしている業者では、女性は期待して入会します。しかし、同じことを考えている女性が多く、どうしても若い女性から会えることになってしまうために、なかなかチャンスが回ってこないわけです。
婚活サイトを選ぶ際はまずできる限り月会費制のサイトを選ぶこと。そして男女比のバランスをチェックすること。この2つは必ず注意してください。