婚活が必要になったのは1980年代から

1980年代以前は意識的に婚活を行わなくても良い時代でした。様々な規制があり、自由に出会えなかったのです。

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自動的に「出会いが」設定されていた時代

結婚するために婚活が必要になったのは1980年代からです。それまでは、意識的に婚活をする必要はそれほどありませんでした。

なぜなら、1980年以前は、恋愛市場、結婚市場は完全な自由競争ではなく、様々な面で規制がかかっていた市場だったからです。

1980年代以前、出会いは「お見合い」や「職場」でほとんど限られていて、また、結婚後の生活も男女が同じような理想、同じような予測を持つことができたのです。

出会いは決められた場所だった

1980年代以前、「出会い」自体が自由競争ではありませんでした。出会う場所が決まってきたのです。そして、そこでほぼ全員が結婚相手としてふさわしい相手と自動的に出会うことができるようなシステムができていたのです。「職場」と「お見合い」です。。

職場は、そこで働く男性と女性が出会う場でした。言ってみれば集団お見合いのようなものだったのです。そして、職場で結婚相手を見つけることができなかった場合の受け皿として「お見合い」が会ったのです。ある程度の年齢になっても職場で恋愛結婚ができない場合、上司や親戚などからいくつもの見合い話がやってきたものです。

出会いの回数は少なかった

しかし、1980年代以前、出会いの回数自体は少なかったのです。職場結婚が多かったのも、出会い自体が少なかったため、最初に職場で出会った男女が結婚するケースが多かったようです。

また、この時代は結婚後の経済的な心配をする必要がなかったため、つきあってから結婚までの時間も短かったのです。1980年頃では、平均2年ほどで結婚しています。

当時は、結婚後の生活というものが画一的で、現在のように様々な価値観、様々な個性というものがあまりない時代でした。そのため、結婚したらどういう生活になるか、お互いに自分の価値観とすりあわせる必要がなかったのです。結婚したら女性は仕事を辞め、家計の財布は女性が握り、郊外に一軒家を買うというイメージが男女で共有されていたのです。

結婚後のライフスタイルが画一的だったことが、結婚に踏み切れた大きな理由の一つです。現在であれば共働きを望む人や子どもを欲しくない人、一生都心に賃貸で住みたい人など様々な価値観があり、価値観のあった人でないと結婚するわけにはいかなくなっています。

また、当時は収入が安定し、しかも年とともに増えていくという予測ができました。そのため、結婚するにあたって経済的な心配をする必要がありませんでした。そのため、安心して結婚できた時代でもあったのです。