各カード会社の審査にはそれぞれ判断基準があります。その下になるのが「3C」です。
クレジットカード会社はそれぞれ、独自の審査基準というものがあります。審査が甘めの会社も、厳しい会社もあります。またどこに重きを置くかもまた、カード会社によって違います。勤続年数を重視するカード会社もあれば、勤務先の会社の規模を重視する会社もあります。
しかし、どのカード会社にも共通しているのが、「3C」といわれる事項について申込者が審査基準を満たしているかどうかのチェックをすることです。
カード会社は上の『3C』に加え、ディスクロージャー(情報開示)の姿勢を見ます。正確に偽りなく申込書に記述をしているか、ということです。クレジットカード会社の審査は「3C+D」をもとにおこなわれるのです。
スコアリングというのは、申込書にある項目のそれぞれに点数をつけ、一定の点数に達した場合に審査の次にステップに進むというものです。例えば、住居の項目の持ち家なら20点、社宅なら15点、賃貸なら10点といった具合です。
スコアリングの点数は年齢などによっても点数が違い、全ての年齢層に同じ基準で点数をつけるわけではありません。20代で持ち家を持つということは相当難しいことだからです。また、この基準は絶対に必要という条件がある場合があります。総合点では点数が足りていても、どれか一つの項目で基準を満たさない場合は棄却するということです。