判断基準の基本は3C

クレジットカード会社は3つのCを判断材料にして審査をしています。

クレジットカード 審査ガイド

各カード会社の審査にはそれぞれ判断基準があります。その下になるのが「3C」です。

判断基準の基本は『3C+D』

クレジットカード会社はそれぞれ、独自の審査基準というものがあります。審査が甘めの会社も、厳しい会社もあります。またどこに重きを置くかもまた、カード会社によって違います。勤続年数を重視するカード会社もあれば、勤務先の会社の規模を重視する会社もあります。

しかし、どのカード会社にも共通しているのが、「3C」といわれる事項について申込者が審査基準を満たしているかどうかのチェックをすることです。

キャラクター(性格)
クレジットカードの契約を良く理解し、さらには契約に沿って実行する能力と意思があるか。計画性のある買い物をし、計画的に支払いができるかどうかという性格的な資質です。
キャパシティ(能力)
クレジットカードの取引を継続してできるだけの、安定した収入があるかどうか。勤務先の会社などで判断します。
キャピタル(資産)
支払いを保証する担保があるかどうか。最近では会社員であってもリストラや倒産など、収入が急になくなることが珍しくないため、その際の支払いを保証できる担保の有無を見ます。勤続年数や持ち家の有無などで判断します。

カード会社は上の『3C』に加え、ディスクロージャー(情報開示)の姿勢を見ます。正確に偽りなく申込書に記述をしているか、ということです。クレジットカード会社の審査は「3C+D」をもとにおこなわれるのです。

スコアリングによる審査

スコアリングというのは、申込書にある項目のそれぞれに点数をつけ、一定の点数に達した場合に審査の次にステップに進むというものです。例えば、住居の項目の持ち家なら20点、社宅なら15点、賃貸なら10点といった具合です。

スコアリングの点数は年齢などによっても点数が違い、全ての年齢層に同じ基準で点数をつけるわけではありません。20代で持ち家を持つということは相当難しいことだからです。また、この基準は絶対に必要という条件がある場合があります。総合点では点数が足りていても、どれか一つの項目で基準を満たさない場合は棄却するということです。