クレジットカードの流れ

クレジットカードの審査から発行までの流れについて説明します。

クレジットカード 審査ガイド

クレジットカード会社は希望者から届いた申込書を元に審査し、基準を満たした人にカードを発行します。

カード発行までの流れ

クレジットカードの発行は、カード会社の支店ではなく、カードセンターで一括しておこなっています。

どのカード会社であっても、カードの発行部門は関係者以外入室禁止になっていて、スタッフの出入りなども厳しくチェックされます。カードの管理や情報管理を厳密におこなうための措置です。カードの在庫の数や使用した枚数などは常に管理され、退会などで返却されたカードはシュレッダーにかけて不正使用されないようにしています。

通常、カードの発行までは3週間ほどかかりますが、カード会社によっては即日で発行してくれる会社もあります。OMCカードや三井住友VISAなどは申し込んだその日にカードを受け取ることができるサービスもしています。

申し込み受付

インターネットネットなどで申し込みを受け付ける

信用情報センター
に照会

全情連や全銀連などの個人信用情報センターに照会して信用状況を確認

本人確認

電話で在籍確認をする(しない場合も多い)

カード会社での審査

カード会社のスコアリングシステムで審査。限度額なども設定する。

結果判定

入会基準を満たした場合は入会許可。満たしていない場合は入会拒否。

カード発行
入会拒否
取得できなかった原因を知り、状況を改善するか、審査の甘いクレジットカードを申し込む。
カード郵送

一般的には配達記録郵便で送られてくる。通常3週間ほど。

カードフェイスのデザインもルールがある

カードフェイスのデザインには、各ブランド(VISAやMasterCardなど)から厳しい条件が課せられていて、国際ブランドロゴの位置や会員番号の桁数、名前、有効期限とエンボス加工の位置などは全て厳密に決められています。そのルールを守らないとカードの発行はできません。特にVISAはルールには厳しいです。

国際ブランドロゴの上部には、偽造カード防止のため、画像を立体的に浮かび上がらせる、特殊フィルムホログラムが印刷されています。