勤務先と勤務年数の重要性

クレジットカードの審査では、勤務先情報と勤務年数は非常に重要です。

クレジットカード 審査ガイド

カード会社は何よりも「安定性」を重視します。勤務先と年数が重視されるのはそれが理由です。

クレジットカードの審査と職業

職業や勤務先の会社規模、勤務年数はその人が「払えるのか払えないのか」ということに直接関係してくる属性なので、クレジットカードの審査では非常に重要になります。各カード会社によって分類方法は異なりますが、一般的には職業は評点の高い順から以下のようになります。

  1. 公務員
  2. 会社員
  3. 派遣社員
  4. 自営業
  5. 自由業
  6. アルバイト・パート

専業主婦・学生は上に入れていませんが、主婦や学生は審査対象ではなく、その親や配偶者が審査の対象になるためです。もちろんこの場合、親や配偶者の同意が必要になるのが一般的です。

基本的に、「離職率の低い職業」は有利です。堅実で安定的な職種として真っ先にあがるのが公務員です。それに続くのがサラリーマンで、一般的に会社勤めの人は安定して堅実と見なされます。

対照的に、不利な職種としては「離職率の高い、不安定な職種」があげられます。自営業、自由業などです。クレジット業界では年収1億円の芸能人よりも年収500万円のサラリーマンの方が信用度が高いのです。

勤務年数も重要

クレジットカード会社が重視するのはあくまで「安定性」です。そのため、その人がいろいろな会社を渡り歩くことなく一つの会社で長く勤務しているかどうかということはカード会社にとって非常に重要です。

そのため、多くのカード会社では勤務年数1年以上というガイドラインを設けています。もちろん勤務年数が1年未満でもカードを持つことはできますが、銀行系や信販系のカードを持つことは非常に難しくなります。

銀行系のカードなどでは、在籍確認の際に勤務年数などを確認する場合もあります。基本的に、勤務年数は長ければ長いほど信用度が高いと判断されますので、ステータスの高いクレジットカードが欲しい場合は最低でも5年ほどは一つの会社に勤務し続ける必要があるでしょう。